Ordinary worldの仕事

対話による人間関係の質の向上

対話とは、お互いの意見を目の前に並べながら、あるのに見えていないものを見ていくためのコミュニケーション手法です。誰かが正解を知っているわけではなく、全員参加で答えを見つけていくためのコミュニケーション手法です。お互いの主体性を発揮できる人間関係と知恵を育みます。

 

 人間関係は、お互いについての理解度や納得度によって、質が決まります。お互いの性格、強みや弱み、価値観、普段どんなことを考え、何を大切に仕事をしているのか。仕事上のコミュニケーションだけでは、お互いの一側面しか知ることが出来ず、「なぜそんなことを言うのか」、「なぜこれが出来ないのか」など、相手に対して理解できない言動が増えていくと、不満やストレスが増加し、よりコミュニケーションのズレが起きやすくなり、仕事も非効率になります。

 

対話は、自身の経験をもとに話すことを促します。「あなたにとって仕事とは?」「成功とは?」「幸せとは?」様々な言葉について、自身の経験や感じていることをベースに、会話を進めます。他者理解を深めるだけでなく、自分自身も気づいていなかった考えや価値観に触れ、新たな自分に出会うプロセスとも言えます。

 

普段の仕事では知り得ない側面を知ることは、相手の言動の理由や根拠を理解し、納得度を高めることにつながります。自分とは考え方や価値観が例え違ったとしても、その違いが腑に落ちているなら、コミュニケーションは円滑になります。


インタビュー(ストリーテリング)

人を動かすのは、説得ではなく、ストーリー(物語)です。成功の裏にどんな失敗や挫折があったのか。どんな気持ちになり、どう乗り越えたのか。どんな人に支えられ、励まされたのか。職場の同僚、上司、部下、経営陣、ボランティアメンバーなど、それぞれが生きてきたリアルな物語を知ることで、他者に対する統合的な理解度を高め、コミュニケーションの納得度を高めます。

 

人の物語を引き出すインタビューによって、人間関係の質の向上を促します。